知野吉和の介護職員のモチベーションを考えるコラム
2022年2月22日
意識は知識
意識は知識ですよ、という話しです。

決めたことを忘れずに、心がけるようにするときに、我々は『意識する!』と言います。

結論から言いますと、『意識』は『知識』なのです。意識も知識も脳がやってることなので。

「意識して心がけること」と、「知識として覚えること」は、同じ言語的な情報でしかないので、「意識する」も「覚える」もたぶん同じことなのです。

要するに意識の力が強い人は、覚える力がある、ということです。

逆に、言っても言っても約束が守られない、とか、意識が低い、と言われる人たちは、覚える力が弱いのです。

たぶんワーキングメモリーの部分だと思います。
脳の一時的な記憶のところに、意識は宿るのです。
これから何か気合いを入れてやろうとする時、記憶の中から引き出した「意識したいこと」をワーキングメモリーに取り込み、行動する人が『意識する人』なのだと思います。

スキルマトリクス理論では『意識が弱い』のも『仕事ができない』のも、全て暗記力の弱さと分析しています。

意識は知識です。
あいつは意識が弱い、というならば、『どんな言葉を覚えさせたらいいのか』ということを考えたらいいのです。

要するに、自己学習に任せずちゃんと教えましょうね、ということです。
腕を組んで『けしからん!』『意識が足らん!』というだけでは人は育たないのです!

うっしっし

意識低い系知野吉和

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