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コラムライター紹介

 知野 吉和
  介護教員(介護福祉士・介護支援専門員)、交流分析士、エニアグラムFA 
昭和47年3月生まれ 、新潟県加茂市出身。
福祉系専門学校を卒業後、老人保健施設、特別養護老人ホーム、福祉用具営業、ケアマネジャー、介護教員を経験。
現在、介護福祉士養成校の介護教員、外国人の介護教育、関東や東北での施設研修講師、人材育成アドバイザーとして福祉施設を訪問している。
《著 書》
『明日から使える!高齢者施設の介護人材育成テキスト』(中央法規)    
当社株式会社MHPでも「ちの塾 リーダ養成講座」や「医療・介護従事者のためのお役立ち講座」などの講師として活躍中。

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2020年10月21日
プロの定義
給料もらってるからプロじゃねーよっていう話です。

先回、プロへの条件という話をしましたが、あれは、動機付けの話でした。
僕が考えるプロの定義、プロとは何か、という話をします。

プロとは何か、私の考えるプロとは↓
『専門的な知識と技術をもって、言葉と道具を使ってその問題を解決するもの』 です。
要するに、自分は何の専門なのか?なんの問題を解決するのか?その問題を見抜く言葉と道具と解決する言葉と道具をもて、ってことなんですよ。

だから、前回の『プロへの決意は悲しみや悔しさが関係してるけど、そんなこと乗り越えないとなんですよ』ってことです。

自分のトラウマが解消されたり、欲求が満たされたとたんに向上心をなくすのはプロじゃないんです。
セミナーとか、飲み会とかやたらと来て仕事の話してるから、そうとう一生懸命なんだろうな、と思ってたのにそこで彼氏、彼女見つけたとたんに来なくなるようなやつです(笑)

そして、プロと言われる人たちを観察していたら共通点がありました。
・仕事以外の時間で自己学習している
・教科書に書かれていることが本当かどうか実験している
・自分の専門以外のところにも介入している(特にここ!)
自分の専門を決めつつも、そこから外れるグレーな領域にも関与しています。
矛盾しているようですが、『私、看護師なんで、そこまでしません』とか『僕、相談員なんで、知りません』というセリフが出るのではプロじゃないんです。

こういうことを考えていると、やっぱり『介護』は専門性という点においてはまだまだ弱いなーと思います。
自立支援という言葉も浸透してないし、道具も使いこなせてないし、問題解決の相談を受けることも少ないですよね。
あの人介護やってるから相談しようよ、っていうことになりにくいもんね。

ぜひ皆さんも、プロとは何か?という定義を考えてみてください。

ということで、プロとしての動機として、ネガティブな思い出は強力な原動力になりますが、それがなくとも継続してプロとして生きることが、本当の意味で人を救うことになるのです。
自分を救うための仕事じゃねーんだよ。

うっしっし

知野吉和

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