医療者向けセミナー
2020年6月29日
ドタキャンは不幸になる
ドタキャンをよくする人はプライベートの問題があるよ、という話です。

ドタキャンとは、当日になってその予定を急にキャンセルする、という意味です。

イベントをキャンセルしたり、授業を休んだり、仕事も休んだり、いろいろあります。

キャンセルがよくある人は、プライベートの問題を抱えていると私は見ています。
プライベートの問題とは、家族との関係が悪かったり、子どもの頃の育った環境が厳しかった、という意味があります。

度重なるドタキャンは心理的な不安定さからくる現象なのです。
約束した時は気分がいい時なのです。
ところが当日になったり、その約束が近づくといつもの自分の弱さが出て
「こんな私が行ったらかえって迷惑かもしれない」といういつもの罪悪感が出てきて
「休みます」となったりするのです。

これは本人の心理的な問題だけでなく、いろいろな現象からドタキャンは起こるのです。
子どもが急に熱を出した、とか、急に残業を頼まれた、とか、急に頭痛がしたりとか。
zoomが突然繋がらないとか、スマホとかPCの調子が悪くなったりするのです。

ある意味、引き寄せの法則と同じで、不幸な現象に引き寄せられるのです。

僕が介護系のセミナーやイベントで「ドタキャンOK」「急な参加OK」にしているのはこのためです。
せめて、敷居を低くして、ドタキャンに対する罪悪感や無力感などストレスを感じさせないためです。
なので、事前の申し込みとか、事前の支払いで、当日キャンセルはお金を戻しませんとかは、酷ですよね(笑)
この業界ドタキャンが多いんだからいちいちそんなことに混乱する必要はないのです。

その時は気分よく、やるぞと決めているのに、数日経つと、弱さが出てくるこの気持ちの不安定さの原因は
人生に対する希望を奪われた結果なのです。

どうせ私の人生はダメなんだ
どうせ私はダメなんだ
どうぜ私は嫌われているんだ
という思い込みが、「その証拠をつくる」ためにドタキャンをするのです。
ほらね、やっぱり私の人生ダメじゃん
どうせ私がいっても意味なかっただろうから最初から行かなくて良かったわ

となるわけです。

だからドタキャンは生き抜く覚悟のなさから来るのです。
自分の人生を良くしたいなら、「過去の自分を裏切らないこと」です。
『参加する』と決めたなら、勇気を出して参加する。
当日心が苦しくなっても、参加する!

だから介護職員相手のイベントはゆるくしてあげないと、励ますつもりが逆に、心をくじくことになります。
介護職員に限らないと思いますが、この業界ドタキャン多いと思いませんか?
だからセミナーの予定人数が当日どれだけ減るか、とか、Facebookのイベント当日のキャンセルの書き込みを見たり、授業の欠席の報告とか受けると、楽しくなっちゃいます。
自分を不幸にしたいなら、ドタキャンしろ!

うっしっし

知野吉和

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