2018年8月10日
経験年数だけでは何の自慢にもならない
車の運転がまさにそうですが、運転歴が長いから運転が上手いとは限りません。
介護技術も同じです。
経験年数があるから、介護技術が高いわけではないのです。
車の運転技術も、介護技術も、『上手くなりたい!』と意識してこそ上手くなるのです。 でも、技術が上手か下手かは、自分で自覚するのは難しいです。
しかもやっかいなのは、本人がそれで満足しているケースです。
そういう人に、『あなたは下手だから、ちょっと勉強した方がいいよ』と言ってもだいたい拒否されます。
自分の運転を下手だと思って運転している人は少ないです。
ヘタだと思っていても、うまくなるための努力や工夫をする人も少ないです。
そんな努力をしている運転手を見たことがありません。 介護技術も同じです。
技術を向上させる、というのは、難しいのです。
本人が興味を持たないかぎり難しいのです。
自分より上手い人のやり方を目の当たりにすることがいちばんいいのです。
そこでどう感じるか、は、その人次第ですが、そういう良い刺激がある環境が大事なのです。
自分の周りの職員に聞いてみてください。
『上手くなりたいですか?』と。
うっしっし
知野吉和