知野吉和の介護職員の未知ベーションを考えるコラム
2019年2月10日
やる気のない人の気持ちを知ろう
やる気のない人がいる、のではなくて、そう見えるんですよ、という話です。

やる気のある人は、仕事に対して前向きです。
仕事の中で自分を高めたいと思っています。
どうやったら目の前の利用者を良くすることができるか、どうやって組織に貢献するか、を考えられます。

やる気のない人は、仕事よりも、他に考えなくてはいけないことがあります。
仕事は生活のために仕方なくやっています。
だから、利用者のためとか、組織への貢献は、仕方なくやっている人にとっては、疲れることなのです。
出勤した時点で疲れてます。
だから、仕事が終わるまで、なるべくエネルギーを使わないようにします。
仕事が増えると、気分が悪くなります。ただでさえ疲れてるのに、これ以上がんばれないのです。
だから早めに作業を済ませて、休みたいのです。

やる気のある人にも、やる気のない人にも、ちゃんとした背景や理由があります。

やる気のない人は、過去かプライベートに問題を抱えています。
やる気のある人にも、過去やプライベートに問題がある人もいます。

違いは、乗り越える力や、乗り越えるきっかけがあったかどうか。

やる気がないように見える人には、『ちゃんと仕事をしろ!』ではなくて、乗り越える力を与えることが大事です。

やる気のある人にとっては、めんどうですけど、やる気のない人へ手を差し伸べてください。
乗り越える力を与えてください。
過去とプライベートの問題を乗り越えるきっかけを与えてください。

知野吉和

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