医療者向けセミナー
2019年3月29日
介護職員の愚痴は3つにわかれる!
組織の問題は、仕組みで変えましょうよ、という話です。

介護施設に限らず、組織の問題は、(要するに介護職員の愚痴は)3つに分類されます。(スキルマトリクス理論より)
(1)組織の仕組み、システム、ルールの問題
(2)人間関係、雰囲気
(3)個人のスキル

この3つが複雑に、モヤモヤっと絡んで、組織というものが存在するのです。

結論から言いますと、組織改善は、なんといっても!(1)の仕組みへのアプローチです。

例えば、退職理由の第1位はどこも「人間関係」ですが、それを仕組みとして考えて改善する、ということです。
人間関係を良くすることを仕組みや、ルールで変えていく、という考え方です。

あいさつをしましょう、挨拶をしなかったら、一回につき100円づつボーナスが減りますルールとか。
職場の人同士、10人以上で飲み会をしたら3万円支給しますルールとか。(←これは良かったですよ)

(2)の職場の雰囲気に手を出すのは難しいのです。
『雰囲気を良くしよう』『風通しを良くしよう』というのは難しいのです。個人の意識に呼び掛けるしかないから。

もうひとつ、組織の仕組みや、雰囲気に関係なく、成長できるのは、個人のスキルです。
自分のスキルが上がらない、仕事の問題で自分の力が発揮でいない、というのは、言い訳で、自分にGOサインを出して、学んでそれを発揮することは可能なのです。

ここをちゃんと整理して考えると、自分のスキルはいくらでも上げることはできるし、そういう考えの人が5人以上集まれば組織を変えることもできます。
もうここでは学ぶことはない!と言ってしまっている職員の愚痴をよく聞きますが、そんなことはないのです。

モチベーションが下がってるのは、雰囲気や組織の仕組みに負けてるだけなんですよ。

うっしっし

知野吉和

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