2019年4月21日
管理者、リーダーは人見知りを克服せよ!
コミュニケーション能力を図るテストはいろいろありますが、私が気に入っているテストは、『自己開示性』『社交性』テストです。
『アサーティブテスト』もおすすめです。ネットで検索してください。
自己開示性とは、自分の過去、気持ちをオープンにできる力。
社交性とは、人見知りしない、自分から挨拶、雑談ができる力。
介護職員にこのテストをすると非常に低い点数が出ます。
試しに多職種や、介護以外の職業の方にテストも行っていますが、明らかに介護職員の結果は低かったです。
(まだまだ研究中ですが)
介護現場に常識がない、とか、組織力がない、とか、一般社会とかけ離れている、と言われているのは、社交性、自己開示性の低さも関係しているのではないかと思っています。
要するに、もっと自分の気持ちや過去を話そう、もっと多くの人と知り合おう、ということが課題なのです。
自分の気持ちを話すことや、人間関係を広げることにブレーキがかかるのは、もしかしたら、過去の嫌な思い出や、今の職場の人間が信用できないとか、変な噂が流れる、とか、平日休みで予定が立てられない、とかいろいろありますが、それも乗り越えて、コミュニケーションすることが、介護現場や社会に求められているのです。
自己開示性が低い、社交性もない、そんなコミュニケーション能力の低い人が管理者、リーダーをやっている組織に未来はあるんでしょうかね?
部下や上司、利用者、家族とまともな会話ができない介護職員がいる介護施設に未来はあるんでしょうかね?
うっしっし
知野吉和